浄化槽・汚水処理関係業務 第1事業部
- 大きな社会問題となっている河川や海の水質汚濁には生活排水等各種排水が大きく関わっています。 第1事業部は、浄化槽管理士・浄化槽技術管理者等の専門資格者を有し、浄化槽をはじめとする排水処理施設の維持管理を通じて、皆様の水環境の保全に努めます。
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浄化槽・汚水処理関係業務
❶ 保守点検 Maintenance and inspection
浄化槽とは、台所・トイレ・洗面所・風呂場など、家庭からでる汚れた水を、槽の中にいる微生物の働きを利用して浄化し、放流する設備です。
浄化槽が正しく機能し、良好な状態を維持する為には、水質・付属機器等、定期的に点検を行わなければなりません。
南日本環境センターでは、浄化槽だけでなく水回り全てに対応できる技術を活かし、お客様のニーズにお応えしながら、家まるごと一軒はもちろんのこと、下水道区域外及び集落排水対象外の事務所や店舗、工場などの浄化槽も管理します。
❷農・漁業集落排水処理施設管理 Wastewater treatment facility management
下水道区域外の農・漁業集落にある各家庭の生活排水を一箇所に集め、処理するのが「農・漁業集落排水処理施設」です。私たちは、その総合管理を行っています。遠隔監視システムで機器の故障等を素早く察知し、24時間体制でトラブルに緊急対応しています。
また、施設管理者(行政)との連携を密にし、地域住民の生活に支障を来さない様に、日夜努力しています。
また、施設管理者(行政)との連携を密にし、地域住民の生活に支障を来さない様に、日夜努力しています。
点検 Inspection
浄化槽法に基づく維持管理基準を遵守しつつ、各々の特徴に応じた適切な維持管理を確保する事を目的とし、水質検査・機器のメンテナンス・機能調整・消毒薬品補給を行います。
マンホールポンプ施設 Manhole pump facility
各家庭の生活排水を集落排水処理施設に送る為のマンホールポンプ施設の維持管理・メンテナンスを行います。
維持管理により、中継地点マンホールポンプ施設の機能を長時間維持する事や、運転状態から異常の兆候をいち早く察知し、事故・故障の発生を未然に防止することが出来ます。 定期点検はもちろんの事、ポンプ故障等による緊急修繕と、昼夜作動しているポンプ機能を保持する為、24時間体制で対応しています。
維持管理により、中継地点マンホールポンプ施設の機能を長時間維持する事や、運転状態から異常の兆候をいち早く察知し、事故・故障の発生を未然に防止することが出来ます。 定期点検はもちろんの事、ポンプ故障等による緊急修繕と、昼夜作動しているポンプ機能を保持する為、24時間体制で対応しています。
❸ブロワー・ポンプ販売 Blower・Pump sales
浄化槽用ブロワーの平均寿命は約5~6年です。経年劣化で部品の破損が発生し、正常に空気を送れなくなると、水質の悪化や浄化槽から悪臭が発生するなどの問題に繋がります。また、各排水処理施設における水中ポンプ 汚水ポンプ・放流ポンプ は、使用頻度により寿命が異なります。
ブロワーやポンプは様々な問題・用途に応じて選択する必要が有ります。
ブロワーやポンプは様々な問題・用途に応じて選択する必要が有ります。
浄化槽関連よくある質問とその回答
- 浄化槽の維持管理は、なぜ必要なのでしょうか?
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下水道と同程度の汚水処理性能を持つ合併処理浄化槽の構造が建築基準法で定められており、 浄化槽法では点検・清掃・検査が義務になっています。
正しい使い方と適正な維持管理を行えば、本来の機能を十分に発揮することができるからです。
- 保守点検業者と契約しているのに、法定検査も受けるのですか ?
- 浄化槽の法定検査は必要です。法定検査では、浄化槽から排出される水が法律で定められた基準を満たしているかを検査します。保守点検や清掃が適切に行われているか、浄化槽の使用方法が適正かも確認します。保守点検や清掃を実施していても、法定検査を受けることは義務です。
- 保守点検とは、いつ、どんなことをするのですか ?
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浄化槽の「保守点検」では、合併処理浄化槽のいろいろな装置が正しく働いているか点検し、 装置や機械の調整・修理、スカムや汚泥の状況を確認し、通常実施される年1回の清掃以外に 必要となる汚泥の引き抜きや清掃時期の判定、消毒剤の補充といったことを行います。
*注意…人槽、型式によって点検回数は異なります。
(処理対象人員が21人以上のものは、4回/年)以上行うよう定められています。
主要実績
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- 浄化槽維持管理
- 約4,900基
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- 集落排水処理施設維持管理
- 4施設
*2025年(令和07年)04月現在
