特殊機工 第5事業部

 公共施設から事業所・一般住宅に至るまで、特殊車両を使用して下水道の維持管理や各種排水設備のメンテナンス、ピットクリーニング、製造工場等から排出される汚泥等の産業廃棄物処理業務を専門とする事業部です。

保有車両

業務内容

❶ 〈 清掃、浚渫 〉 吸引車清掃、高圧洗浄車清掃 Cleaning, dredging

 下水道管路施設や側溝、水路等に堆積した土砂等は流下能力を減少させるばかりではなく、悪臭を発生させるなど市民環境に与える影響は大きく、維持管理が大変重要な業務です。
各種ピット等においては清掃が不十分であると有毒ガスの発生や放流水の水質低下に繋がり、下流域に悪影響を及ぼしかねないことから、計画的な清掃が必要となります。清掃に伴い回収した処理物は関係法令を遵守し適正に処分します。

❷〈 調 査 〉TVカメラ調査、潜行目視調査、管口カメラ点検 Investigation

 下水道管路施設や暗渠、各種排水管の維持管理を適正に行うためには、管渠内の異状の有無など調査を行い、状況を把握する必要があります。管径φ50㎜からφ150㎜未満は押込み式TVカメラによる調査、管径φ150㎜からφ1,000㎜未満は自走式TVカメラによる調査(最大φ2,000㎜まで可能)、管径φ1,000㎜以上は調査員が管渠内に入り目視による調査を行います。また、公共下水道など管径φ150㎜からφ800㎜程度の管渠では調査員がマンホールに入らず地上部からマンホール内に管口カメラを挿入し、上・下流の管渠内を管口から点検する方法などもあります。調査目的や対象管径、調査延長、有毒ガス発生の有無など総合的に勘案して調査方法を決定します。

❸〈グリーストラップ(阻集器)清掃〉 Cleaning of interceptor

 飲食店やレストラン、ホテル、病院などの厨房から排水には多量の油脂や残さが含まれています。グリーストラップの管理を怠ると排水管の詰まりや悪臭・害虫が発生するほか、公共下水道施設や浄化槽に負担を与え処理能力を低下させるため、適正な維持管理の必要があります。
清掃に関することはもちろん、流入管・流出管の高圧洗浄や本体破損による改修工事、腐食劣化した蓋の取替えについてもお気軽にご相談ください。